社会保険労務士の選び方
✔ 社労士ってたくさんいるけど、どうやって選べばいいの?✔ 誰に頼んでも同じじゃないの?
そんなお悩みをお持ちのあなたへ
平成25年7月末日現在、社会保険労務士は全国で38,034人、社会保険労務士法人会員は622法人もありますが、その中であなたにフィットする社労士を見つけるための7つのチェックポイントをご紹介します。
自分の仕事に対して、夢や目標・使命を持っている社労士
社労士は自分の仕事に対して誇り・プライド・使命を持っていなければなりません。同時に、経営者としての夢や目標も持つ必要があります。
社労士に出会ったら「あなたの夢や目標は何ですか?」と、ぜひ質問してみて下さい。
自分の専門性や得意分野を持っている社労士
社労士の業務は非常に幅広く、人事・労務といっても様々な課題や問題が出てきます。。弁護士と同じで社労士にも専門性や得意分野があり、例えば「助成金専門」、「手続き専門」、「就業規則専門」、「官公署の調査対応専門」など、その人の能力には大きな差があるのです。
逆に言うと、「何でもできます! 何でもやります!」という社労士とはお付き合いしないほうが無難でしょう。
社労士に出会ったら、「あなたの得意分野は何ですか?」と、ぜひ質問してみて下さい。
クライアント(依頼者)の立場や現状をわかってくれる社労士
「法律論でしかアドバイスしてくれない・・・」そんな声をよく聞きますが、法律なんてものは本やインターネットで調べればすぐにわかること。
杓子定規な回答ではなく、本当に依頼者の立場や現状を理解し、その時々で適正なアドバイスをしてくれる社労士を見つけて下さい。
社労士に出会ったら、「残業代が払えないんだけど、あなたの見解を聞かせてもらえますか?」と、ぜひ質問してみて下さい。
仕事がスピーディーな社労士
「手続きをお願いしたのに、2週間経っても何の連絡もない・・・」そんな声をよく聞きますが、私から言わせれば職務怠慢の何ものでもない!
業務処理のスピードはもちろん、電話やメールの返信なども、社労士を選ぶ際の重要なポイントです。
社労士に出会ったら、「あなたはせっかちな性格ですか?」と、ぜひ質問してみて下さい。
説明が短くて、わかりやすい社労士
法律用語を自慢げにこれでもかと並べて説明する社労士っていますよね。たぶんそういう人はすごく頭の良い(勉強ができる)人なんでしょう。
でもクライアントは素人です。
素人にわかる言葉で難しいことを説明できる社労士は、レベルが高いと思っていただいてよいでしょう。
社労士に出会ったら、「解雇したい従業員がいるのだけど、法律上のポイントを教えて下さい」と、ぜひ質問してみて下さい。
最低でも月に1回は会ってじっくり話ができる社労士
手続きのあるときしか会社に来ない・・・そんな声をよく聞きますが、そんな薄っぺらい関係で顧問なんて務まるわけがありません。
本当のコンサルティングというものは、経営に関する様々な状況や問題を解決することなので、最低でも月1回の打ち合わせは必要だと思います。
社労士に出会ったら、「あなたはどのくらいの頻度で私と会ってくれますか?」と、ぜひ質問してみて下さい。
最後はあなたの直感=フィーリングが合う社労士
実は、これが一番大事な要素です。どんなに仕事の能力が高くても、人間的に合わないとか、考え方や目指す方向が違うという場合は、お付き合いしない方がお互いのためです。
あなたの直感で決めてよいのです。
仕事も恋愛と同じなんですから。
あなたにフィットする社労士が見つかりますように!
そして、あなたの会社が成長し、あなたの夢や目標が叶えられますように!